ERIK HÖGLUND exhibition 2012 "Från Boda till Kyoto"
エリック・ホグラン展 『 Bodaから京都へ 』
PLACE : gallery & select shop noma
DATE : 2012年6月21日(木)~6月30日(土)
OPEN : 12:00-18:00
ADDRESS : 606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町36-1
TEL&FAX : 075-752-7317
今回で4回目となる『エリック・ホグラン展』は、京都 岡崎の『gallery & select shop noma』にて開催致します。
京都市美術館や京都国立近代美術館をはじめ、多くの文化施設が集積した岡崎に昨年の10月にオープンした『gallery & select shop noma』。
琵琶湖疎水のほとりに佇む気品ある落ち着いた空間で、プリミティブなガラスの魅力を感じていただければと思っております。
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。
6月21日(木)~22日(金)は、在廊予定。
ERIK HÖGLUND | エリック・ホグラン (1932-1998)
ストックホルムのKonstfack(現在の国立芸術工芸デザイン大学)で彫刻を学んだ後、1953年から1973年までBODA社でデザイナーとして活躍。
北欧の伝統、土着文化から生まれた手の温もりを感じるプリミティブな作風で、ガラス工芸に新しい風を吹き込みました。
既成概念にとらわれないその特異なスタイルは、職人をはじめ販売店や消費者になかなか受け入れられずにいましたが、
ホグランは、モノづくりへの情熱、そしてたゆまぬ努力によって信頼を勝ち取っていきました。
1957年には北欧のデザイナーを対象とする最も権威のあるルニング賞を受賞。
25歳での受賞は、ハンス・ウェグナー、タピオ・ウィルッカラ、カイ・フランク、ティモ・サルパネヴァなど蒼々たる歴代受賞者の中で最年少での受賞でした。
1973年以降はアーティストとして活動を主とし、PUKEBERG、Pilchuck Glass Shcool等を経て80年代後期にはStudioglas Stromshyttanで98年に亡くなるまで活動を続けました。
生涯を通じ国内外でガラス、鉄、銅など様々な素材を用いて150以上もの公共モニュメントを制作。
スウェーデンの巨匠、ラッセ・ハルストレム監督の“マイライフ・アズ・ア・ドッグ”にでてくる山間の小さな村のガラス工場の芸術家は、ホグランがモデルとなっています。